ランチアデルタS4試乗 [車の話]
今年も、昨年に続きランチア・デルタS4のステアリングを握ることができました。
1985年WRCアルゼンチンラリーをミキ・ビアシオンの手で優勝した、国内では唯一走れるコンデションにあると思われる1台、シャシー♯209の実車です。
ラリーファンならご存知だと思いますが、この年でグループBが廃止され、当時「公道を走るF1」とまで言われたこのモンスターマシンが最後のグループBとなってしまいました。
フィアット製1759ccの心臓からは、低回転をスパーチャージャー、高回転域をターボが加給し、46Kgm近いトルクと約480ps/8000rpm程のパワーを得て、900kg弱のボデーを4WDの足がコースターのように走らせてくれました。
ランチアのイベントで来日したビアシオンがこのクルマをデモした映像がこちら。
ただ、私ではこの映像のようには行く訳もなく、6000rpm程度まででそれなりに気持ちよく走らせました。
でもそのドラブフィールは遥かに公道での次元を超えています。
ナチュラルで素性のすばらしいマシンと、すばらしい時間を頂いたオーナーに感謝。
たなべけいいち
1985年WRCアルゼンチンラリーをミキ・ビアシオンの手で優勝した、国内では唯一走れるコンデションにあると思われる1台、シャシー♯209の実車です。
ラリーファンならご存知だと思いますが、この年でグループBが廃止され、当時「公道を走るF1」とまで言われたこのモンスターマシンが最後のグループBとなってしまいました。
フィアット製1759ccの心臓からは、低回転をスパーチャージャー、高回転域をターボが加給し、46Kgm近いトルクと約480ps/8000rpm程のパワーを得て、900kg弱のボデーを4WDの足がコースターのように走らせてくれました。
ランチアのイベントで来日したビアシオンがこのクルマをデモした映像がこちら。
ただ、私ではこの映像のようには行く訳もなく、6000rpm程度まででそれなりに気持ちよく走らせました。
でもそのドラブフィールは遥かに公道での次元を超えています。
ナチュラルで素性のすばらしいマシンと、すばらしい時間を頂いたオーナーに感謝。
たなべけいいち
2009-10-19 20:03