願いが叶いました

横浜でお手伝いしている「星川の家」が、工程より2週間程早く建て方を行なうことができました。
この日は朝も雨が残る日でしたが、建て方準備が整った時は青空も見えるようになり、木造2階建ての住まいは1日で姿を現しました。
木造というと最近は主体構造をプレカット加工し、間柱や筋交いなどを現場で棟梁が刻み組み上げていましたが、この現場では間柱までプレカットで用意され、社寺建築も手掛ける棟梁の腕前を見る事が出来るのはもう少し先に成りそうです。
この敷地でクライアントが望んだ事の一つは、南斜面の利点を活かし「みなとみらい21」までの眺望を得る事でした。
設計段階ではこの「眺望」の妨げになるかもしれない隣家もまだ計画中でしたが、この日の建て方でやっとその願いを実際に確認することができました。眺望万歳。

たなべけいいち