111111 [車の話]

ほぼ1年ぶりの、ブログとなってしまいました。
この1年、いろいろと書かせていただこうと思った内容はあったのですが、3/11を受けて書くことも一時嫌になり、忙しさと筆無精もあってそのままになってしまいました。
でも、今日は11年11月11日。
ニュースでこの話題を聞き、思い出したのが、プリウスが7年目の先月111,111 Kmを超えたことでした。
以前も書きましたが、それまで足としていたクルマと比較すると、CO2を21.23t削減したことになります。
来春にはプラグインが発売されるので、そろそろかえようかと思っています。

気持ちも新たにこれからまた、時々書いていこうと思います。
これからもおつきあいください。

たなべけいいち
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奇跡の再会 [車の話]

クルマ好きにとって、買い換えで手放したクルマとの再会などまずあり得ません。
しかし、東京の紅葉も深まった先週の日曜日、12年ぶりに奇跡の再会をすることができました。
私が今の993との入れ替えで手放した、ガングレーの89年型944S2との再会です。
きっかけは8月のある日、私が書いたブログを読まれた現オーナのOさんからメールを頂き、この奇跡の再会を果たすことができました。
そのメールには、944S2を手に入れられたいきさつとボディー番号、そして944の1枚の写真が添付されており、私は鳥肌と涙が浮かんだことを思い出します。
このクルマは私が36歳からの約10年間8万Kmを、仕事からプライベートまで私の足となり、家内との幸せな生活を支えてくれた思いで深いクルマでした。特にFRが得意だった私にとってそのハンドリングの良さは今でも記憶に残ってる名車だと思っています。
今では、現オーナーの元でエンジンから足回りなど多くの個所がメンテナンスされ、素晴らしいコンデションで保たれておりました。
Oさんのご好意で、少しステアリングを握らせていただきました。ありがとございました。
Oさんご夫妻は、新婚2年目の若い素敵なご夫婦です。必ずこの944S2は私たちを支えてくれたように、お二人を支えて行くでしょう。

左の写真は、12年前の入れ替えの日の993と944との最後のショット。
そして、右の写真は12年ぶりの再会のショットです。

たなべけいいち



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オーバルコースとバンク [車の話]

セブンDAYで茂木のスーパースピードウェイを走ることが出来たのですが、実はオーバルコースとバンクは始めてではありません。
18年程前、谷田部にあった日本自動車研究所で開催されたポルシェのセーフティースクールで、あのバンクで有名な高速周回路を当時乗っていた944S2で経験した事があります。
1周5Kmのコースを3周程でしたが、あのバンクはコーナーではなく、感覚的には次元が異なるストレートでした。
すこし慣れた3周目に約150〜60Km/h程度で流すように進入し、中段に引かれていたイエローラインにまたがるように走らせた思い出があります。
約2Kmのストレートから進入すると、最大斜度30°のバンクはやはり崖のように見え、感じるG体験はサーキットでは感じられない斜めからの不思議な感覚でした。
茂木のスーパースピードウェイもやはり大小2つのバンクで結ばれた一周2.4Kmコース。しかし最大10°のバンクは谷田部のそれとは全く異なり、超高速コーナーでした。ためしに壁に近づいて周回すると、やはり大き緊張感がともないました。
こんなコースを攻め続けるインディーはレースというより極限のゲームのように思えます。

後日、仕事で筑波に出向く機会ががあり谷田部の研究所本部を訪ねると、バンクの一部が草に覆われたまま残されていました。
ドライバーから見るとあの大きな崖に思えたコースも、断面でみると何となく小さく思え、私が緊張してトレースした イエローラインが見て取れました。
新しい日本自動車研究所の高速集回路は長さも5.5Kmと長くなり、茂木に近い城里町に移転しましたが、またチャンスがあればあの「崖」を味わってみたいものです。

たなべけいいち
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セブンDAY [車の話]

SOCJというセブンのオーナーズ倶楽部に所属していると、年1回開催される総会が「セブンディ」。
毎年5月に静岡/日本平に集まるのが恒例でしたが、今年は7月19日「ツインリンクもてぎ」での開催となりました。
今回のクラブミーテイングのハイライトはツインリンクのオーバルコースの走行体験!!。
7月19日というと例年は梅雨の真っ最中か末期に当たり、雨のオーバル体験かも??と気持ちは少しブルーだったのですが・・・
当日は梅雨明け直後の酷暑の中での開催となり、集まったセブン仲間は約70台。遠くは苫小牧から参加された方々もいらっしゃいました。
12時から始まったオーバルコースの体験は10台ずつSCが先導する形で実施されましたが、しかし何となく皆さん車間を空けながら自由に楽しみました。
オーバル/バンク体験については後日報告します。
写真は集まった仲間達と、オーバルが一望できるVIPラウンジを借りてのでのお弁当タイム。
酷暑の中、唯一ここは空調が効いてて、我々は一時期避難してました。
運営に参加されていたスタッフの皆さん、ご苦労さまでした。
来年も楽しみにしています。


たなべけいいち
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21.1t-CO2 [車の話]

6年目を迎えた2代目プリウス。
渋滞にはまらないよう埼玉/入間まで出かけ、午後自宅に戻る直前でオドメーターが88,888Km!!
このプリウスは平均約20km/L走らせていますので、これ迄使ったレギュラーは4,450Lになります。
同じ距離を普段使っていたルノーで走ったとすると、ガソリン量は13,675Lとなり、なんと9,225Lの削減。
この量をCO2の削減に換算すると、合計21.2t-CO2削減したことになりまりました。
(ガソリン1Lで約2.3Kg-CO2排出されるそうです)
ガソリン代も、ルノーはハイオクなので、単価の差も考慮すると約120万円程の節約。
プリウス自体が少し割高でも、年間1.5万キロ程乗り続けると投資以上の恩恵を得たことになっています。
この車の後継に考えている、プラグイン-プリウスにさらに期待!!。

たなべけいいち
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メルセデスマガジン [車の話]

1月に取材を受けた「成城の家」が、メルセデスの季刊誌「メルセデスマガジン2010年01号」に掲載されました。
この雑誌はメルセデスのオーナーに配布される雑誌なのですが、私の周辺にはメルセデスのオーナーも多いようで、「見たよ・・」の反応が多くありました。
この反応の多さは、それだけメルセデスオーナーが日本には多いと言う事なのでしょう。
最近メルセデスは、国内にディーゼルをベースとしたブルーテックを展開し、環境テクノロジーの総称として「ブルーエフィシェンシー」という概念を持ち込みながら、対局的なフラッグシップとしてSLRスターリングモスや、ガウリングのSLSを発表し、ハイパフォマンスカーとしても新たな歴史を作るのかもしれません。ただこれだけのハイパフォーマンスカーも今では燃費も重要なファクターで、SLSは6.2L、570psもありながら7.6Km/L(欧州モード)も走るそです。
今週末は2010年F1の開幕ですが、ここでもシューマッハ操るメルセデス「MGPW01」が燃費と速さを見せつけて来るのかもしれません。

たなべけいいち
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初乗り [車の話]

慌ただしかった都心も、年明けのほんの数日は空白になります。
そして年初めに連れ出すのは、だいたいこのセブン。
今年で22年目を迎えたこの1988年型スプリントスペシャルは特別早いマシンではありませんが、ライトウエイトの特性を生かして気楽に、そして楽しくつき合っているクルマです。
よくこのクルマの乗っていると冬の寒さを聞かれるのですが、寒風の中でも足元から強力に暖めるヒーターが役に立ち、程よく身が締まる心地よさは得ることができます。

今年がどのような年になるかわかりませんが、少なくとも寒風の中でも疾風のごとく過ごして行きたいところです。

たなべけいいち
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蕎麦と911 [車の話]

今年もあとわずか。
何となく慌ただしいのですが、今回は7回目の車検を12月に受けた911を連れ出し富士吉田へ出かけました。
目的は年数回出向く北口本宮富士浅間神社への参拝と、必ず立ち寄るこの蕎麦屋。
95年の911は、それ迄足として乗り潰した944S2からの乗り換えで、今は普段使いのクルマから昇格し、この2年で乗った距離は1000キロ程。カットオフも付けてバッテリーも守ったりしていますが、やはりクルマは乗らないとダメ。タイヤも堅くなりがちで、新しいオイルにマイクロロンを投入し連れ出しました。
必ず寄る蕎麦の「天祥庵」は、忍野の山の中にある古い民家を店にした名水蕎麦。
なんでも蕎麦打ち名人片倉康雄という人物を師匠にされた方のお店で、20年ほど前に店を開かれた頃、偶然入ったのがきっかけのお店です。初めて食べた焼きみそと薬味の「ぶっかけ」のおいしさが忘れられず、今回も寄らせてもらいました。

たなべけいいち
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ランチアデルタS4試乗 [車の話]

今年も、昨年に続きランチア・デルタS4のステアリングを握ることができました。
1985年WRCアルゼンチンラリーをミキ・ビアシオンの手で優勝した、国内では唯一走れるコンデションにあると思われる1台、シャシー♯209の実車です。
ラリーファンならご存知だと思いますが、この年でグループBが廃止され、当時「公道を走るF1」とまで言われたこのモンスターマシンが最後のグループBとなってしまいました。
フィアット製1759ccの心臓からは、低回転をスパーチャージャー、高回転域をターボが加給し、46Kgm近いトルクと約480ps/8000rpm程のパワーを得て、900kg弱のボデーを4WDの足がコースターのように走らせてくれました。
ランチアのイベントで来日したビアシオンがこのクルマをデモした映像がこちら
ただ、私ではこの映像のようには行く訳もなく、6000rpm程度まででそれなりに気持ちよく走らせました。
でもそのドラブフィールは遥かに公道での次元を超えています。
ナチュラルで素性のすばらしいマシンと、すばらしい時間を頂いたオーナーに感謝。

たなべけいいち
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ランチアデルタS4 [車の話]

私の趣味であるクルマ遍歴は、1971年に免許を取得してのめり込んだラリー競技から始まります。
そのころ、国内ではFRのランサーやレビンが全盛で、自らクルマをレース車に改造、練習と称して週末には林道や峠を走り回り、JAF公認ラリーを始め幾つかの競技に参加していました。
海外ではWRCを舞台にいろいろなクルマ達が活躍し、1980年代になると4WDのスーパーウエポンが登場、中でもランチアは私の中で強烈な記憶とあこがれとして残っています。
ストラトス、037、そして公道を走るF1といわれたグループBのデルタS4・・・
これらの クルマ達は私のミニカーコレクションにも仲間入りしています。

クルマ好きを長く続けていると、やがてサーキットも走るようになり、いろいろな友人に恵まれ、いままでいろいろなレーシングカーもドライブすることができました。
その経験の中でも強烈な印象のクルマが、昨年乗ったあこがれの「デルタS4」です。
そして、この国内に現存する「走れる1台」を、今年もまたドライブする誘いがあり、ワクワクしているところです。

たなべけいいち
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